釣った魚をおいしく食べるために必要なものと言えばクーラーボックス！魚はクーラーボックスでしっかりと冷やして持ち帰ることが重要です。1回買えば長く使うことになりますので、後悔しないようにクーラーボックスを選びましょう！ 堤防釣りに必要なクーラーボックスのスペック 堤防釣りは何が釣れ…… more るかわからない楽しみが魅力のひとつです。 サビキ釣りで子アジや子メバルを釣ったり、投げ釣りでキスやカレイが釣れることもあるでしょう。 ウキ釣りならメジナ（グレ）やチヌ（黒鯛）、夜釣りでは大型のスズキ（シーバス）が釣れるかもしれません。 「絶対にアジしか釣らない！」というような人であれば小型のクーラーボックスが良いかもしれませんが、堤防で五目釣りを楽しみたいという人はできるだけ汎用性の高いマルチなクーラーボックスがおすすめです。 クーラーボックスの容量は20L～30L クーラーボックス選びでまず決めなければならないのが”容量”です。 10L未満の小さなものから100Lを超える超大型までありますが、堤防釣りにおすすめなのが20Lから30L程度の大きさのクーラーボックスです。 このサイズだと釣った魚の他にもエサや飲み物、お弁当も十分に収納することができますし、堤防釣りではクーラーボックスに座って釣りをすることも多いので、そういった点からもちょうど良いサイズになります。 堤防釣りなら横長より四角を選ぼう 船釣り用やジギング用として横長のクーラーボックスがあります。 これはサワラやブリのような長さのある魚を曲げずに収納することができるので、そういったターゲットを狙って釣りをするユーザーには人気があります。 ただし、一般的な堤防釣りでは横長のクーラーは必要ありません。 真鯛・グレ・アジ・ヒラメ・イサキといったような堤防釣りのターゲットであれば横長よりも四角のクーラーボックスの方が扱いやすいですし、人気ターゲットのタチウオは横長クーラーボックスでも曲げないと入らないので四角いクーラーボックスで何ら問題ありません。 クーラーボックスの上に座れるかどうか 堤防釣りではクーラーボックスの上に座るのがもはや当たり前になっています。 ホームセンターで売っているような安価なクーラーボックスでも座ることはできるのですが、そういうクーラーボックスに長く座っているとボディが歪んだりパッキンがダメになる原因となってしまいます。 ボディが歪んでパッキンがダメになるとせっかくの冷気を逃がしてしまうので、クーラーボックスの保冷力はどんどん低下し、せっかくの魚をおいしく持ち帰ることができなくなってしまいます。 最近の釣りメーカーであれば「座れる」ということを公式にPRしているクーラーボックスがありますので、必ずそちらを選択するようにしましょう。 保冷力はどれくらい必要？ 安いクーラーボックスと高いクーラーボックスの最大の違いは何か？ それは「保冷力」です。 保冷力の高いクーラーボックス程値段も高くなってしまいます。 クーラーボックスの保冷力を決めるのは「断熱材」です。 安価なものは「スチロール断熱材」が使用されていて、ワンクラス上になると「ウレタン断熱材」、そして最上級クラスになると「真空パネル」が採用されています。 金額に拘らずにとにかく良いものを！ということなら迷わず真空パネルのクーラーボックスを選べば良いのですが、実際のところは堤防釣りにはオーバースペックだったりします。（そして真空パネルは重い） 日帰りから1泊程度の釣りであればウレタン断熱材が採用されたクーラーボックスで十分です。 水栓付きのクーラーボックスが良い！ 釣り用クーラーボックスで何気に重要なのが「水栓」です。 中の水を抜くときに使います。 サビキでアジを釣る時などはクーラーボックスの中に海水氷を作りますが、釣りを終えて帰る時には水を抜いておかないと魚がマズくなってしまいます。 その時に水栓がなければクーラーボックスを斜めにして水を抜かないといけません・・・。 これは意外と大変ですし水が抜けきらないと魚が水っぽくなってしまいます。 という事で水栓付きのクーラーボックスを選ぶようにしましょう！ イチオシはダイワ　プロバイザーHD 長々とし解説してしまいましたが、これらの条件を備えたクーラーボックスの中でも特におすすめなのが「ダイワ　プロバイザーHD」の27Lサイズです。   ダイワ(Daiwa) クーラーボックス プロバイザーHD GU 2700 ブラック posted with カエレバ ダイワ(Daiwa) Amazon 楽天市場 Yahooショッピング 容量は27Lサイズで内寸の横幅も43cmあるので、大アジやチヌ、グレがたくさん釣れても問題ありません。 また27Lと余裕のあるサイズなので、アジや真鯛の船釣りにも使えて経済的です。 ダイワのプロバイザーHDには「スチロール断熱材」のS2700、「ウレタン断熱材」のGU2700、「ウレタン断熱材＋底1面真空パネル」のSU2700、「6面真空パネル」のZSS2700の4つのモデルがあります。 GU2700のワンクラス上が「ウレタン断熱材＋底1面真空パネル」のSU2700というモデルですが、底1面が真空パネルになるだけで約1万円も高くなってしまいます。 日帰りメインの堤防釣りなら真夏であってもウレタン断熱材のモデルで十分保冷できますし、それ以上を求めるなら値段は2倍以上しますが最上級モデルのZSS2700を買った方が違いが体感できるはずです。 その他にもプロバイザーHDシリーズなら水栓も付いていますし「マッスルボディ」採用で座っても大丈夫！ 大物は狙わず子アジやメバルが入れば十分という場合には、1つ小さい「ダイワ　プロバイザーHD　GU2100X」もアリですね。   ダイワ(Daiwa) クーラーボックス プロバイザー GU-2100X posted with カエレバ ダイワ(Daiwa) 2011-06-21 Amazon 楽天市場 Yahooショッピング 良いクーラーボックスとは長い付き合いになりますよ！ どうしてもロッドやリールを優先してクーラーボックスは後回しになってしまいがちですが、せっかく釣った魚をおいしく持って帰るには高性能なクーラーボックスが不可欠です！ クーラーボックスは一度買ったら10年以上の付き合いになることも珍しくないので、信頼できる性能のものを選ぶようにしましょう！ close

【堤防編】後悔しない釣り用クーラーボックスの選び方