COREMANからバーサタイルデバイスに２機種が追加されましたね。バッシーの釣りスタイルも、理想的に変わりそうな感じです。｢これだと遠征もいろいろな場所が行きやすくなるなぁ｣旅先にコンパクトな装備で行っても、不自由なく｢いつもの釣りスタイル｣が展開できそうだからなのですが、ふと思…… more い出したのが、｢フィッシングトリップの思い出｣バス釣りに明け暮れていた頃の話になりますが、軽く読んでもらえれば、と回想してみたいと思います。今から十数年前。当時、普段はバス釣りで印旛沼に通ってましたが、年に数回行っていたのが、琵琶湖や八郎潟へのフィッシングトリップ。何年が続けていたので贅沢にも、｢琵琶湖や八郎潟も飽きたなぁ｣なんて(笑)で、思い立ったのが｢徳島遠征｣メジャーポイントの旧吉野川はもちろん、映像などで良く目にしていた、市街地の水路でバス釣りみたいなロケーションに興味をひかれて、でした。横浜から夜光バスで約１２時間かけて、徳島へ。(ワンピースロッド３本持ってってました(笑))現地で２泊３日のスケジュール。初日。到着して朝食食べたあと、電車とバスを乗り継いで、旧吉野川へ一先ず向かって釣り開始。右も左も分からない状況ながらも、数本のバスに出会えた午前。｢そろそろ昼飯でも｣って、辺りに店がないので、コンビニでもないかなぁと川辺を離れると、遠目に見えていたバスアングラーが話しかけてきた。｢この条件で、良く釣ってはりましたね｣｢いやいや、初めてで釣り場も勝手も分からなかったので、ラッキーでした｣どうやら当日は直前の雨などで状況があまり良くなかったらしいので、旧吉野川のポテンシャルの高さをそこで知った。横浜から今朝来たこと、昼飯食べようとしてたことなど話してると、｢なんならこの後、いろいろ案内するで。この辺、コンビニもないし、飯食おか？｣決して怪しそうな人ではなさそうなこと(失礼！)もあり、｢いいんですか！｣と二つ返事。車に同乗させてもらい、旧吉野川の他の場所へ向かい、途中でコンビニで昼食をとり、いくつかのポイントを回り、数本の徳島バスに出会い、初日終了。徳島駅付近の宿泊先まで送ってもらい、感謝を伝えて、初日の釣りは終了。｢また来ることがあれば、連絡してや｣と連絡先を交換。｢ほんと、いい人に出会ったなぁ～旅してみるもんだなぁ～｣と、徳島駅付近でひとり晩酌しながら、その日の出会いにひとり乾杯していると、電話がなった。｢明日、また行かへん？野池行こ！｣えっ？いいんですか？って感じで、是非是非と二つ返事。｢うどん、食べれる？｣お、香川の野池だ！香川の野池と言えば、バス釣り雑誌等ではお馴染みだったけど、車のない自分には縁のないところと思っていたので、ひょんなきっかけで行けることになるなんて、ほんと、出会いに感謝。ホントは２日目は、レンタルサイクル利用で、市街地の水路とか狙ってみようかと思っていたのだけれど、これは最終日に回して、ご厚意に預かることに。２日目。予想通り、行き先は香川の野池。この日はその人の友達２人も一緒で、野池→うどん→野池→うどん→野池みたいな、噂に聞いていた｢プログラム｣(笑)で、１日楽しませてもらった。こまめにうどんでカロリー補給するシステム、理にかなってるのかも。その夜は、車を置いてきた３人に、さらに釣り仲間３人が加わって、合計７人で自分を歓迎して、二軒梯子してくれた。さすがに最終日は、都合が合わなかったので、予定通りひとりで市街地の水路をいくつか撃って、夜に横浜へ向け夜光バスで帰路へ。ただの｢孤独なフィッシングトリップ｣の予定が、たまたま旧吉野川で声をかけてもらったことから、｢素敵なフィッシングジャーニー｣になってしまった。これも、あそこで出会った人が素晴らしい人であったからなのだけれど、現地にふらりと行ってなかったら、この出会いはなかった。それ以来旧吉野川に行くことはなくなってしまったけれど、今でも忘れられない素敵な思い出として残ってる。今回、バーサタイルデバイスに追加されたことで、またフィッシングトリップに行きたいなぁと言う気持ちにさせてくれた。今度はバス釣りではなく、シーバスまたは離島トリップとなりそうだけれど、またそんな出会いがあるのかなぁって、ワクワクしてます。身近な場所でできるのがシーバスの良いところではあるけれど、たまには遠くへ行ってみるのもいいものですよ～！てか、自分も次はいつ行けるんだろ？(笑) close

フィッシングトリップの思い出。