初夏に差し掛かる犀川。ようやく水位が下がり始め絶好のコンディションになる兆しを感じながら、30日の水曜に出撃。この日も雨予報につき、再び増水する前に思いっきり勝負しようという気持ちでした。ルアーによる大型ヒットの情報がありましたが、このチャンスを活かす事ができるでしょうか？曇り時…… more 々雨だった殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　 　16度～18度・水温 　 　 13度～14度・水位　　　平常＋30㎝ほど・水質　　　かすかな濁り減水した事で入りやすくなったランから攻めるべく、まずは殖産からエントリーします。水温は14度で水面はややザワザワしているものの、小さな虫ばかりが目立ちます。まずは流れの集約個所にミノーを送り込むと、早速小型のアタリが出ました。次は期待して後方の深場を探ると、スプーンでもミノーでも小型のアタリばかりです。そして、最も大型実績のあるポイントにBUX11ｇを泳がせ続けると、クリーンなヒット！たまたまフッキングとなったのは、これまで反応していたのと同じ小型のブラウンでした。結局、3時間ほど丁寧に探り切るもダメで、思い切って漁協エリアに移動する事にしました。すると、やはり上流エリアだけに殖産よりも更に水質がよく、かなりクリアーに見えます。雰囲気が良いので、あまり攻められて無さそうなポイントを探してチェックしていきます。そして、ようやく入れるようになった岸から、ここぞというポイントでスプーンにアタリが出ます。正体を確かめようと13ｇスプーンをじっくり見せつけていると、ヒット！スプーンに何度も反応してきたのは、35㎝ほどの放流ニジマスでした。その後、最も気配のあるその後方を探ると同じようなサイズがヒットしますが、すぐにバレました。次は大きな流れ全体をスプーンの遠投で探っていく偶然的な釣り方を試してみます。すると、50ｍほど離れた対岸付近で40㎝ほどのブラウンがヒット！しかし、手前まで誘導してから、そこでジャンプをされてフックアウトしてしまいました。残念ながらも、狙いの大型が出そうな気がせず、結局殖産に戻る事にしました。午後になると雨が降り、それで警戒心が和やぐ事を期待して探っていきます。大型ブラウンの実績個所はリュウキ70Sで反応なく、切り札のロンズSS7㎝を投入します。するとカツッ！と反応しただけなので、7ｇスプーンを試すと60位のブラウンがチェイスしてきました。7ｇスプーンを何度も食おうとしては止めており、こんな風に見切られてばかりだと実感。結局、夕方は3カ所ほど探りますが、カツッ！というアタリばかりで乗せる事ができませんでした。大型が不発に終わってしまった中、翌日に友人フライマンのM氏が56㎝のニジマスをキャッチ。自分がルアーで苦戦していた殖産で、ちょうど12時頃に前アタリの後に引っ手繰られたとの事。自分だったら入らないようなフラットなポイントで、よくフライの釣りを成立させたと思いました。減水してクリアーになったのは良いものの、どうも見切られている感じがする犀川・・・今回わかったのは、そのランによって魚影の偏りが発生しているという事です。次回は、その事も踏まえつつ何とかこの状況を打開すべく作戦を練っていきたいです。----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　よい水位なのに・・・