春の増水が続く犀川。GWも終わり初夏に向かっていく犀川ですが、また雨の予報につき荒れる前にと思い7日に出撃。なかなか水位が落ち着くタイミングがなく、好きなポイントに入れない状況が続いています。今回も冴えないコンディションですが、それでも満足できる一本を出せるでしょうか？午後から雨…… more となった殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　 　12度～20度・水温 　 　 12度～13度・水位　　　平常＋40㎝ほど・水質　　　透明度50㎝ほどの濁り今回も行先を悩みましたが、前回よりも濁りがマシになった殖産にエントリーします。実のところ早朝のヒゲナガ乱舞を期待していたのですが、全く見当たりません。しかし、水温は13度という事で、虫も魚もかなり活性が上がる予感がしました。そして、まずは手前の小場所に7ｇスプーンを投げると、いきなりアタリが出ます。小型のようなので、今度は後方の大きな流れの脇を探ると、バンッとヒット！開始早々にキャッチできたのは、小型のブラウンで25㎝ほど。反応を得たものの大型の期待をしていたポイントだけに、ちょっと意外でした。しかしながら、ルアーにチェイスしてくる微妙な感覚が頻繁にロッドに伝わってきます。その後もチェイスしている感覚が伝わってきて、その後にコンッ！と小型が当たってきました。小型の反応は良いと分かり、次はなるべく太い流れをスプーンの送り込みで狙っていきます。しかし、普段よりも40㎝ほど高い水深につき、なかなか希望のレンジを探れません。そして、小場所を探るとまた小型がヒットして今度はイワナでしたが、途中で逃します。結局、スプーンでは小型ばかりの反応なので、次はリュウキ70Sで探っていく事にしました。すると、かなり広くてフラットな流れの対岸付近で、またチェイスの違和感を感じます。そこで、試しに誘いを入れるとバンッ！と当てってきて、その後にバシッ！とヒット！小型ながら直後の機敏な動きで驚くも、手前に寄せて逃げ惑うのを慎重にキャッチ！余りの銀ピカでまさかと思わせたのは、ランドロック系ヤマメ30㎝。ヒットしたのはごく普通の殖産ポイントだけに、意外な魚種で驚きました。今年も出せて良かったのと同時に、これも犀川の魅力を形成する一つの魚種だと思いました。この本流では非常に小さいながらも、価値ある野生の一本に心満たされ次のランへと向かいます。今度は酸素量が多い個所で遡上を控える大型を狙おうと、激流の近くを探ってみる事にしました。そして、目的の流れに向かわせる途中でBUX11ｇをリフト＆フォールさせると、ヒット！またも小型ですが、小型が居るという事は、ほぼ間違いなく近くに大型が居ないと判明しました。午後になると雨が降ってきたので、活性が上がると思って去年の大型実績ポイントを探ります。ここしかないと思った個所にリュウキ80Sを泳がせると、またチェイスの感覚が伝わってきました。食え、食えと思うも、なかなか食らいつかないので、試しにピクッと動かしてみると、ヒット！ヒットの瞬間に喜びと落胆が同時に来たのは、小型のブラウン35㎝ほど。大型レインボーの実績個所だけに、やはり去年とは着き方が違っていると実感しました。この後は雨がどんどん強くなり、支流からの濁りが入ってきたので手早く探っていきます。しかしながら、相変わらず小型のアタリは出るものの、ルアーを丸飲みするようなのが来ません。そこで最後は、瀬にからむポイントでマヅメ時に差す良型を狙ってみます。もう小型を避けようとロンズSS9㎝を泳がせると、最も強い流れで小型がヒットしてバレました。次にDコン72を試すと、すぐ目の前で35㎝ほどのニジマスがヒットしてやり取り中にバレます。このように瀬には元気なのが入っていましたが、大型はまだ入っていないようでした。そこで、広くて深い流れに13ｇスプーンを泳がせると、また何かがチェイスしてきたようでした。今度も食え食えと唱えていると、ボコッ！という重いアタリがあったのみで乗らずに終了。最後のアタリは気になりましたが、引っ手繰らないので恐らくゴイニーさんだと思いました。増水が続き、例年とは違った表情を見せる5月の犀川・・・次回も同じようなコンディションの予感がしますが、何とか本命を出せればと思います。----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　反応の正体は？