３回目となった今回は、瀬の釣り方の記事となります。飽くまでも個人的にヒットしてきた内容ですので、他にもっと釣れる方法を知っている方もいるかと思いますが、参考になればと思います。■基本パターンは、ただ泳がせるだけこれまでの記事でも紹介してきましたが、波が出ている瀬でヒットしてきたの…… more は、単にルアーを泳がせるだけの方法です。これは、流れによってルアーが非常によく泳ぐ上に、水流の変化によって勝手にナチュラルなアクションをしてくれます。ただし、単純そうで自分なりのアルゴリズムを盛り込んでいますので、必要だと思う基本事項を書き出してみました。濁った時は、瀬の脇のゆる場のほうがヒット率は高いですが、この時は瀬の中で50㎝ほどのブラウンがヒットしました。①使うミノー強い流れの瀬でも浮かずにレンジをキープして泳ぐのであれば、どのミノーでも問題なく使えると思います。そして、個人的によく使ってきたのがDコンタクト72です。ただし、自分が3年前に瀬でヒットしている記事を掲載してから、周囲から簡単に釣れるとよく言われるようになり、その影響からなのか？Dコン72にスレてきている印象を受けるこの頃です。最近はリュウキ70Sや80Sを使っていますが、もう少し沈めたい場合はボトムトゥイッチャー62ESを使っています。好みの瀬とDコンタクト72②使うスプーンBUXデイトナ、BUX11ｇ、グリッドG4の12ｇなどが、瀬で泳がせてもしっかり泳ぐと実感しています。ただし、強い瀬の中では泳ぎが破たん気味なので、石の裏のゆるいスポットに入れる事で本来の泳ぎを発揮してくれるのではないでしょうか。基本的には瀬でスプーンはあまり使わないですが、ミノーとのインパクトの違いにヒットする事があります。BUX11ｇにヒットしたコンディションの良い回復系のニジマスかなり強い瀬の中にある緩いスポットに入っていました。③その他のルアー瀬がちょうど終わったスポットは急に深くなっている事があり、そういった個所にバイブレーションを入れるケースがあります。普通のルアーでは上層の流れに押されてしまうため、深場を攻めやすいレンジバイブ70ESが活躍しています。また、ヒゲナガが出る季節にサブリームを使いますが、夜にしかハッチしていない場合は、効果が出にくい事があります。瀬が終わるスポットでレンジバイブに出たワイルドレインボー④使うロッド自分の使い方では、ロッドはある程度の硬さがないと瀬の押しの強さに負けてしまう印象があります。ロッドがかなり曲がったままルアーが泳いでいる状態では、ルアーの泳ぎが吸収されて見切られやすくなると考えています。ただし、BUXのようなウォブリングが強い泳ぎのスプーンは、泳ぎが吸収される事で、なめらかに泳いでくれる場合があります。また、ティップが柔らかいロッドでミノーを使う場合は、ロットを立てる事でミノーのリップに抵抗が強めにかかって、よく泳ぐようになると思います。ロッドを立てる場合は、水深によっては中層よりも上を攻めるケースが増えてしまうので、素直なトラウトでないとヒットが厳しい事もあるでしょう。ティップが柔らかめのロッドで、瀬をスイングさせている時の状態瀬の強さにやや負け気味ですが、緩いスポットに入るとヒットが期待でき事も・・・■瀬の攻めの基本形下手な図ですが、まずは沈める深さを考えながらルアーをクロス側にキャストします。根がかるリスクが無い場合は、なるべくボトムを感じてから低層をゆっくりスイングさせていきます。根掛かりしそうなポイントならば、ボトムを取らずになるべく中層より下をスイングさせます。ルアーがバランスを崩した瞬間にヒットする事があるので、スイングが終わってからもそのまま泳がせ続けます。5秒ほど泳がせ続けたら、ゆっくり探りながらたまに止めて回収していきます。スイング中にヒットしたワイルドレインボーヒットの瞬間の衝撃が凄まじく、明らかに洗練された魚体が多いです。■対岸の付近の瀬は？対岸近くの瀬を攻略する事ができれば、かなり強いと考えています。というのも、対岸の瀬はエサやフライでは攻められていないケースばかりで、ルアーでも攻略した者のみが得をするのではないでしょうか。ヒットのケースは少ないものの、凄まじいコンディションのレインボーばかりがヒットしています。コツとしては、可能な限りアップクロス側への大遠投ができればと思います。理由として、飛距離で着水音が大きくなるため、探るポイントから離れた所に着水させないとトラウトが警戒してしまいます。ですので、雨の日だと着水音が消されるため、雨の日はクロスからでもヒット率が高くなります。また、岩による波があると底を取った瞬間に根掛かりする事が多いため、なるべく中層よりも下を意識しながらロッドを立てて泳がせていきます。ゆっくりロッドを寝かせていく事で、ルアーが浮かずに長い縦のラインを探る事ができます。ターンに入った瞬間のヒットが多く、スプーンによるヒットも多い釣り方となります。ターンの瞬間にヒットしたワイルドレインボーこのレンボーを始めとして、ズバ抜けたコンディションのレインボーがヒットしています。これからの季節は、特にヒットが期待できる瀬の釣り・・・次回も、瀬の釣りについて詳しく紹介していきます。----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

攻略編　瀬の釣り　その３