桜が残る犀川。最近、ヒット情報が増えた犀川ですが、何とか休みが取れたのは雨の翌日の木曜でした。前回も増水とゴミの流下で散々な結果だっただけに、今回はかなり気が進まない釣行となりました。状況が悪化中というかなり苦手なケースですが、それを何とか攻略する事ができるでしょうか？陽気は暖か…… more かった殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　 8度～20度・水温 　 　 9度～11度・水位　　　平常＋50㎝ほど・水質　　　透明度40㎝ほどの濁り増水中ながらも朝だけは本気で勝負しようと、今回も殖産からエントリーします。やはりゴミの流下は多いものの、前回に比べて10㎝ほど低い水位でした。10㎝違うだけでポイントが絞り込めるので、とにかく丁寧に探っていきます。ゴミが多いと餌に口を使わない傾向があるので、魚食性のあるのを狙います。しかし、ランをやり切るも反応なく、その下流の入りにくい場所をチェックする事に・・・流芯側で入りにくいだけに攻められて無さそうなので、リュウキ70Sをじっくり見せつけます。すると、バシバシと反応があり、そのまま我慢しているとドンッ！とヒット！ジャンプしたら凄いひし形なのでバスか？と思うも、引きのパワーが半端ではありません。流芯側につき強い抵抗がロッドにのしかかるので、頼むと祈りながら何とかキャッチ！久々にヘビーロッドをぶち曲げてくれたのは、メスの砲弾レインボー45㎝。スピードとパワーが凄かっただけに、見事なほどの砲弾体形をしています。最近は魚を見る事すらできなかったのに、こんな貴重な1本が出るなんて本当に驚きです！砲弾はめったに出ないだけに、この1本は10本分以上の価値があるように思います。この後は急に足が軽くなり、似たような個所を見つけてはチェックをしていく事にしました。すると、またドンッ！というようなアタリが出ますが、乗る事はないものの活性はあるようです。とにかく良いのが朝に1本出たので、コンディションを見ながらゆっくり移動する事にしました。今日は水質が悪化中ながらもよい天気なので、ちらほら釣り人を見かけます。一昨日に殖産で放流があったようですが、この時期の放流魚は直ぐに釣れない事が多いです。この後は何カ所かチェックするも反応なく、試しに漁協エリアに移動する事にしました。漁協エリアは濁っている支流とそうでない支流があり、箇所箇所でその影響を受けていました。それでも殖産よりも虫のハッチは多く、ゴミさえ少なければ何とかなりそうです。また何かのカゲロウがハッチしており、虫を意識しているトラウトが多いかも知れません。しかし、最近は小魚が出てきており、それを捕食するブラウンが居るはずです。気が付くと夕方に差し掛かっていたので、ここでNEWタックルを投入します。短いロッドのタックルですが、これは苦手なアクションを練習するためです。トゥイッチなどに反応するトラウトが居るはずで、普段はやらない釣り方を試します。しかし、普通のミノーだと抵抗がティップに入り過ぎるので、ヤマイｔ-Ⅱで誘いを入れます。底の変化のある筋を通しながら、軽くジャークを入れ続けるとドンッ！とヒット！デカい？と思うも、それはロッドが柔らかい影響と判明したので冷静にキャッチ！NEWタックルに入魂してくれたのは、オスのブラウン44㎝。レギュラーサイズのブラウンでも、新しい手法でヒットして非常に嬉しいです。やはり大きなウグイを吐き出し、魚をメインに食べていた体高のある美しいブラウンです。しなしながら、ライトタックルだけにパワーがなく、大型とのやり取りだと厳しいかも知れません。課題がありながらも、普通の攻めでは口を使わないトラウトをやる気にさせるヒントを得ました。この後は、虫パターンを狙うべく殖産で夕暮れを待ってみるもヒゲナガのハッチがありません。水温がまだ低いのか？それとも今年はヒゲナガが少ないのか？気になりながら終了しました。濁りに苦戦しながらも、何とか善戦できた春の犀川釣行・・・大型のヒットの声が聞こえていますので、次はサイズアップを目指したいです。----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　砲弾がドンッ！！