今年も天候に恵まれた2018年犀川漁協エリアの解禁日・・・そんな状況の中で判明した意外な事実・・・成功と失敗などいろいろありましたが、今回も分かった事をまとめてみました。■釣り人の数は、かなり多いか？自分が最初にエントリーしたのは、人気ポイントエリアでしたが、朝の5時半の段階から…… more あちらこちにスタンバイしている車を見かけました。もはや、駐車する事すらダメか？と焦りましたが、数台駐車できるスペースにはまだ車がありませんでした。暗い内に河原へ向かうと、そこから釣り人の車が続々と集結し出して7時の段階で10名ほどが集まるポイントになりました。そして、昼頃に各方面の状況を伺うと、目立つポイントはどこも満員状態に見えました。昨年はこれほどでもなかったことから、今年は非常に賑わったのではないでしょうか。完全に外してしまった最初のラン自分も周りもヒットがほとんどなく、これは失敗したなと思いました。■ルアーの割合が多かった？毎年の解禁日の釣り人の割合は、フライが6割以上を占めているようでしたが、今年はルアーが6割ほどを占めていたように見えました。ルアーは最もアピール力が高いため、こうした寒い時期の解禁に活躍しやすい釣り方なのかも知れません。解禁日の翌日は、見かけるアングラーの多くがフライでした。あえて大混雑の初日を回避して目的ポイントに入るのも一つの手段で、周囲のプレッシャーを気にせずにじっくりと攻めて釣果に繋げた方も多いと思います。去年に比べると明らかにルアーマンが多かった解禁初日北陸の大雪やサクラマス不調の影響があったのでしょうか？■思った通りの川の状況これまで経験した中では最も渇水した状態になっており本流らしい太さというものがほとんど見受けられませんでした。ただし、昨年よりはポイントらしいポイントが増えた印象で、その個所がいくつもあるものの、それがショート過ぎるのが今回の特徴ではないでしょうか。もう少し水位が増えれば、という個所がたくさんありました。川幅が半分ほどになった人気ポイント去年の川底が、かなりの幅でむき出しになっています。■トラウトの魚影は？魚影に関しては自分の主観になりますが、居るには居るが、狭いポイントに集中しているように感じました。同じ個所で複数のヒットがあるが、そこを離れると全く反応を得られなくなるという自分の経験と情報が多かったです。ただし、最悪の年と言われた過去の状況からするとかなりマシで、本流にしっかりと留まっていた事に安堵するほどヒットの情報がありました。後から情報を整理したところ、フライには反応が厳しかったという事でしたが、個人的にはキャッチの光景を何度も目撃しました。解禁日から5日後にヒットしたシルバー系のブラウン現在も野生のヒットの情報が続いており、まだまだ楽しめるストックがあると思います。■トラウトの反応の変化は？スタートからヒットしたという話もあれば、10時頃から反応し出したという報告もあります。これについては、トラウトが横にエサを追うようになってきたのは水温が上昇してからで、ちょうど目の前を攻めていれば、朝から反応し出したのでは？と考えました。ですので、狭いポイントに絞れて立ち位置からダウン側にトラウトが居た場合と、クロス側にトラウトが居た場合とではヒットしやすい時間帯が違っていたのかも知れません。同じポイントでも昼頃のほうが、ヒットしている光景が増えた印象があります。特にレギュラーサイズのブラウンのヒットが多いようです。■犀川レインボーのキャッチ体高がズバ抜けている野生らしさバリバリの銀色レインボーは、犀川だけでなく隣県の本流でもごくごく稀に釣れています。しかし、犀川に通うからには、その引きを味わいその魚体を間近にしてその川を知る人間として語りたいものです。犀川ではこうした体高のあるタイプで70㎝を超えるレインボーがキャッチされており、釣った方は万全のタックルで臨んでいると思われます。自分もこのタイプが大本命であるので、まだまだながらも、そのヒット方法を更に突き詰めていきたいです。出会える確率は恐ろしく低いながらも、この70オーバーの夢は膨らみます。水量が少ないこの時期は釣り人有利なものの、水位が増えると取りにくくなります。■他の大型キャッチの状況は？自分の釣果でかなり健闘した方だと思われるほど、レギュラーサイズのキャッチ情報が多くを占めました。しかし、解禁から数日間で寄せられた情報にかなり驚きました。自分に入ってきた情報だと、ルアーでの最大が70オーバーのブラウン。フライでの最大が、70クラスのレインボーやブラウン。餌釣りでの最大が、70オーバーのブラウンです。最初のエントリーポイントの賭けに成功したケースや自分のように失敗したケースなどいろいろあったと思いますが、70クラスを釣ったのは地元のアングラーだけでなない様です。どちらかと言うと、激戦区の大きなポイントで出た60ブラウン解禁日は両サイドから攻めに攻めつくされたはずが、翌日にまだ残っていて驚きました。■雪代が出てから期待例年よりも寒かった冬が終わろうとしています。例年と違っていたのは、2月中はほぼ一度も雨などでの増水がなかった事で、このまま渇水したままで今月が終わろうとしています。しかし、3月1日はまとまった雨が降りそうで、来月から雪代による増水が始まり水位上昇によってポイントが増えるのではないでしょうか。更に水温も上がる事によって虫のハッチが盛んになり、小魚が出始めると大型のヒットがより期待できるようになると思います。少なくとも6月までは、個人的に楽しめるエリアとして行先の候補になっていきます。コンディションをマメにチェックしながら、殖産か？漁協か？迷う日々が続きそうです。昨年の4月に雪代による増水の中で出たワイルドレインボー54㎝。雪代濁りのピークを過ぎれば、これを超える大型のチャンスが増えるかも知れません。今年も大混雑の中に身をゆだねた解禁釣行・・・運がよかった内容でしたが、殖産での修業が役立ったのかも知れません。--------------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

解禁釣行でわかった事　2018年編