今年も解禁を迎えた犀川漁協エリア。今年も無事に上流部の解禁を迎えられ、準備を万全にして新鮮な流域へと出撃。大勢が待ちに待った新シーズンのスタートにつき、先行を確保しようと早めに家を出ます。一年に一回のチャンスの日ですが、今年も解禁フィッシュをキャッチする事ができるでしょうか？今年…… more も絶好の釣り日和だった漁協エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　　 -5度～7度・水温 　 　 6～9.5度・水位　　　平常マイナス30㎝ほど・水質　　　かなりクリアー例年通りに暗い内に現地に到着し、夜明けに差し掛かるまで車で待機します。そして、夜明けと同時にキャストしようと、河原に降りて先行を確保します。下見の段階で良いと思った長めのランですが、幸いな事にバッティングはありません。そして、まだ薄暗いながらも、反応を確かめようとミノーを対岸付近へ投げて開始しました。しかし、キャストし出すと、ちらほらアングラーが増え始めました。そして、先行の自分に配慮したのか？自分の後ろに7名ほどが入りました。後ろからのプレッシャーに押されるように徐々に釣り下りますが、誰も反応がないようでした。見た感じは最もストックがある感じなのですが、狙いの流芯脇が意外に浅く攻めるのに苦戦します。気が付くと周囲に10名ほどが入っていて、大人気のランのような状態になりました。そして、1時間ほどすると別の場所からヒットの連絡が入り、ルアーに好反応という情報が増えます。もしかして場所を誤ったか？と不安に陥りますが、対岸でようやくヒットする光景を目にします。可能性はあると考えつつ、その後9時まで周りも自分も反応がないままでした。そこで、意を決して場所を少し移動して、先行者が攻めた後の短いランに入ります。どう見ても雰囲気が抜群ですが、誘いを入れても反応せず今日はもうダメか？と不安がよぎります。すると、ランをやり切るところの瀬尻でリュウキ70Sに誘いを入れると、バコンッ！とヒット！直後にジャンプして瀬の中でぐいぐい引くも、かなり冷静に対処して手前に誘導してからキャッチ！嬉しいというよりもかなりほっとしたのは、シルバー系のブラウン40㎝。これぞ漁協エリアという強い引きを見せて、思えばブラウンとは久々の体面です。とにかく今年の解禁は外さなかったという事に安堵し、時間を置いて同じところを攻めます。すると、再開の一投目でゆっくりスイングしたリュウキ70Sに、バシッ！とヒット！反転するような引きを見せたのは、タフなレインボー40㎝弱。時合いか？ポイントなのか？わかりませんが、水温が2度上がりハッチも出てきて良い感じです。さっきまでボウズ覚悟でしたので、ある程度満足してまた移動します。すると、良さげなランは全て満員状態で、この良い時間帯に入れたのは激流でした。冬だとこんな激流に入りにくいと思うも、流芯脇がポイントになっていたのでクロスに投げます。リュウキ70Sを対岸からスイングさせていくと、何と激流のど真ん中でドカンッ！とヒット！水面が割れた瞬間に、下流に走られてドラグが鳴り続け、これはヤバい！と緊張が走ります！これ以上下れたら取れなくなると焦って止まった瞬間に、ゆっくりと引き寄せていきます。しかし、また凄まじいスピードで走られるも、隙を見て小さなプールへの誘導に何とか成功。そこで7-8回ほど走ってかなりの抵抗で粘りますが、その体高に驚きながらしっかりとキャッチ！まるでヘラブナのような魚体だったのは、かなりタフなワイルドレインボー50㎝。目を疑うくらいの体高で、まさしく犀川レインボーと呼ばれる滅多に出ない個体です。釣り人で溢れた漁協エリアで、難民のような状態だっただけによく出てくれたと思いました。解禁で凄いのに出会えて満足したので、この後は全体の状況を見ながら徘徊します。入った情報によると、フライにも良いのがヒットし出して意外によく釣れていました。しかし、その一方で、朝の不発にペースを乱して全く反応を得られない人も多いと聞きます。午後は、気持ちのゆとりができたのを機に、知人の何人かと会って話をします。そして、よくコメントを頂くTLKさんと一緒に、気になるポイントを探る事にしました。TLKさんは、早朝の段階で50㎝のニジマスとブラウンを既にキャッチしていました。それでかなり満足だったのですが、ニジマスのコンディションが悪いのが不満との事。そこで、午前中にヒットしたのを参考に、あまり人が探らなそうなポイントに入る事に・・・話が長くなり既に夕方に差し掛かりましたが、短いポイントを二人で探っていきます。すると、先行のTLKさんがスプーンに代えて探ると、「ジーーッ」という音が出続けて止みません！これはまたヤバいのがヒットしたと思った瞬間に、砲弾のような魚体がジャンプします！「慎重に！」と声を掛けるも、相手が全然弱らないので、自分も焦りながら様子を見守ります。ドラグが何度も鳴り、かなりのスピードで逃げますが、時間をかけてようやくキャッチ！凄まじいスプリンターの正体は、これも体高のあるワイルドレインボー46㎝でした。解禁は、こうのような形で終える事ができ、予想を超えた結果に満足できました。それにしても、早朝にダメだったランはその後ヒットしたようでしたが、最初はかなり焦りました。全体の状況は良いとは言えなかったものの、意外に善戦できた2018年の解禁日・・・明日からの漁協エリアは果たしてどうなのか？寒波も気になりながらもまた行ってみます。--------------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　漁協エリア解禁1日目