寒波に差し掛かる犀川殖産。忙しい中でもようやく休みが取れたので、予報では寒い日ながらも殖産に出撃。やはりルアーでは厳しい話が多く、今回は何とか良型のトラウトに出会えればという気持ちです。特別な対策はありませんが、厳しい寒波になる前に良型を出す事ができるでしょうか？朝は小雪がちらつ…… more いていた殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　　 -1度～5度・水温　　　　7度　・水位　　　 平常よりマイナス10㎝ほど・水質　　　 かなりクリアー朝はかなり冷え込むと思いきや、いつもと変わらない寒さで幾分か安心しました。最近では最もクリアーに見えるも、小雪のお陰でトラウトの警戒心が薄れそうな気配がします。しかし、寒さによって徐々に減水してきており、以前ポイントだった場所では反応がありません。そこで、ランをやり切る前に場所を移動して、仕切り直す事にしました。考えてみると、最近はベイトタックルばかりなのですが、理由はロッドのテーパーが頼りです。バットがやたらに硬いながらもベリーの柔らかさで、大きなアクションがしやすいです。苦戦が予想される本日も、アクションで何とか良型が出てくれればと思います。すると、すぐ下流の対岸際で、大型ブラウンのライズが発生しました。試しにそれを狙うべくまずは動きの激しいスプーンを見せつけるとバンッ！と攻撃してきました。次にリュウキ70Sをリフト＆フォールさせると、フォール中にまたアタックして大ジャンプ！結局、攻撃して威嚇してくるだけで食っては来ませんでした。そんな感じで朝は不発に終わりましたが、日が差し始めたので日陰にならないランに入ります。ほぼ1年ぶりに入るランですが、今日は釣り人が少なく珍しく先行が居ませんでした。まずはスプーンで小場所をチェックしてみるも、コケばかり付着して上手く攻められません。次は、釣り下りながら流れがフラットになった中層付近をリュウキ70Sでスイングさせます。スイング中に軽いジャークを入れると、バシッ！と引っ手繰られます！次の瞬間にドラグが激しく鳴り力強く引きますが、間もなくフックアウトしました。恐らくこれもオスのブラウンの攻撃で、口で食ってこず口の脇にかかったと考えました。次も移動して朝練でヒットした場所を巡りますが、アクションを駆使しても全く反応を得られません。場所によってはコケによって足場が滑りやすく、何度も転倒しそうになります。それでも、良いコースを通せば反射的に食ってくるはずだと思い、丁寧に攻めます。そして、体力を消耗しつつ午後の4時を過ぎ、残るは最後の1カ所となりました。ここは余りにも多くの足跡があるランにつき入るのに気が引けますが、魚影は濃いはずです。やはり、前回エントリーした朝練の時よりも減水によって流れが緩く攻めにくい感じがします。それでも、リュウキ70Sを絶妙なスポットでフォールさせて、集中力を振り絞ります。しかし、目当てのポイント地帯を探り切り、今日はもうボウズだという覚悟を決めました。最後にスプーンでも試すか？と思ってリュウキ70Sを回収していると、何と手前でヒット！ゴイニーのスレか？と思うも、ちゃんとしたトラウトの引きで走って体力があります。隙を見て浮かせたところ美しい銀色だったので、逃がさないようにと慎重にキャッチ！短い夕マヅメの活性で追い食いしてきたのは、野生っぽい回復系ニジマス46㎝。自然繁殖型のように美しい魚体をしていますが、顔に放流のなごりが残っているように見えます。それでも、北海道で釣られているようなバランスのとれたプロポーションです。自分としては、回収中の追い食いは運だと思っていますので、これは本当にラッキーでした。渇水とクリアーさが、既に真冬のようになってきた犀川殖産・・・今後も苦手な状況は続いていくと思いますが、また最後まで諦めずに攻めていきたいです。-----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　最後の偶然で出たのは・・・