紅葉の最盛期となった犀川殖産。前回の釣行から一週間が経ち、そろそろマシな状況だと考えて友人フライマンと10日に出撃。秋のパターンと言える期間はもう僅かになり、冬の前の荒食いに期待をしたいところです。まだまだ増水を引きずっていますが、お互いに野生鱒の顔を見る事がきるでしょうか？完全…… more に晩秋の水温だった殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　　 1度～18度・水温　　　 11度　・水位　　　 平常＋20㎝の増水・水質　　　 弱い白濁り3年前の同じ時期にお互いによく釣れたので、期待をして現地に向かいます。まずは目的場所にエントリーしたところ、白濁りがやや気になりますが雰囲気は良いです。増水からまさに回復したところで、リセットされ捕食を再開するだろうと交互に攻めていきます。しかし、一番の好ポイントを丁寧に攻めるも、全く反応を得られません。そこで、良型のブラウンが着きそうな岩の周りをリュウキ70Sで探っていきます。すると、ここしかないと思った岩の脇でズンとヒット！35㎝ほどのニジマスですが、NEWロッドに入魂しようと慎重に寄せるもフックアウト・・・またもロッドの硬さのせい？と考えるも、今回のリーダーは長めにつき大丈夫なはずです。気を取り直してリュウキ80Sでその下流を攻めたところ、バシッ！とヒット！先週からの4回目の正直でようやくキャッチできたのは、小型のニジマス30㎝ほど。コンディションからして放流されたばかりのようですが、放流があったのかは未確認です。とにかく、イトウ用のような硬いロッドでも、何とかなりそうなので少し安心しました。続いて友人フライマンも同じところを攻めると、変えたばかりのビーズヘッドにヒット！やはり、同じようなタイプのニジマスが群れていて簡単に食ってきます。この後も同じところを攻めると、フライにはキャストするたびにアタリが出てくるとの事。自分もミノーをキャストすると、同じサイズのニジマスがヒットしてはバレます。それにしても、ブラウンのポイントのはずなのに放流魚の反応ばかりです。最近は野生魚を出せない状況が続いており、試しに実績のある小場所を攻めてみる事に・・・塗装したばかりの7ｇスプーンを流れのヨレに漂わせると、すぐにヒット！今回もバレずにキャッチできたのは、小型のブラウン35㎝ほど。久々に見るブラウンで、小型ながらもやはり野生魚は美しくてこの時期は貴重です。こんな調子で野生魚の大型をヒットさせたいのですが、とにかくブラウンのジャンプが見れません。昨年は何度も目撃しましたが、そろそろ縄張りを意識してきてもいい頃のはずです。場所を移動しては回復後に良さげなポイントを攻めるも、小型の反応ばかりです。しかも、どこに行っても石が余りにも綺麗で、虫のハッチを見る事ができません。長い増水で虫ごと流された可能性があり、捕食のパターンが変化しているようでした。そして、小さな攻撃的なアタリが多く、友人のフライにヒットするのも小型ばかりです。小型の集まりそうな個所を攻めると、このようなタイプはよく釣れます。こういう時こそベイトによる送り込みで、トラウトの食性に何とか合わせようと色々やってみます。しかし、ヒットしているフライを参考に同じ色のスプーンを送り込むも、簡単にはヒットしません。そうこうしている内に15時を過ぎ、この時期に良いとされる夕マヅメに賭ける事にしました。すると若干虫のハッチが出てきているものの、例年よりも余りにも少ないので驚きます。流芯の脇に虫をイメージしたスプーンをスイングさせると、バンッ！と当たります。同じところを攻めると、ブルッと当たってそのまま我慢しているとようやくヒット！最後を締めくくったのは、最近放流されたと思われるニジマス35㎝ほど。また群れに当たったようで、イケスの時のなごりで放流後暫くは群れているようです。今日は期待していたものの、ヒットしたのは小型のみで中型以上の姿を見れませんでした。フライでは、ヒゲナガのラーバを中心に低層攻めをしてもらいましたがダメでした。大増水から2週間ほど経過し、本来の本流らしさを見せ始めた犀川殖産・・・台風の傷跡は想像以上に深刻なダメージを与えているようで、今後が心配です。もう少しクリアーになる次回は、どんな反応を見せるのか？また試行錯誤が続きそうです。-----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　増水からの回復で・・・