ひどい増水が続く犀川殖産。季節外れの台風によって大増水となった犀川ですが、依然として増水と濁りが続いています。そんな状況の中、様子を確認する事も兼ねて3日の祝日に2週間ぶりに出撃。まだまだ大荒れの状況ですが、何とかこれを克服して野生鱒の顔を見る事がきるでしょうか？すっかり晩秋にな…… more っていた殖産エリアのコンディションは、以下の通り。・気温　　　 5度～18度・水温　　　 11度　・水位　　　 平常＋70㎝の増水・水質　　　 透明度20㎝程度の強い濁りいつもの釣行とは違って、朝はゆっくり目に家を出て現地に到着します。思ったよりも水質はマシなものの、若干の白っぽさは初冬の雪代のように見えます。北アルプスには台風と共に雪が積もり、このところの晴天でかなり溶けたようでした。雪代は水中の酸素量を減らす上に、11度という水温の低さでかなり厳しい感じがします。それでも無理やり出撃したのは、買ったばかりのロッドを試してみたい気持ちが先行したらでした。購入したのはケイソンランズバック93MHで、レイズ85MHよりやや硬めだと思っていました。しかし、ルアーMAX30ｇながら、バットが余りにも硬くてまるでエクストラヘビーです。それでも、硬いだけにミノーがよく泳いで、送り込みの安定感もあって感度も良いです。飛距離も長さでカバーできるので、これでバラしが無ければ理想だと思いました。こういった濁りが強い時は、とにかくポイントを絞り込んで、そこを重点的に攻めていきます。しかし、朝は全く反応を得られないので場所移動を機に、各方面の状況を見て回る事にしました。すると、やはり高い水位につき、攻めやすそうなポイントがなかなか見つかりません。しかし、驚いたのは、こんな状況にも関わらずルアーマンの数が多いです。10月はエサとフライのほうが多かったので、最近では非常に珍しい光景に見えます。そんな情景を目にしながら、空いている人気ポイントに入って丁寧に攻める事に・・・すると、普段は魅力がないプールの後方に、7ｇスプーンを通すとコツッとアタリが出ます。新しいロッドは、その硬さ故にミノーがよく泳ぐので、リュウキ80Sに替えるとすぐにヒット！放流魚のようですが、せっかくのヒットに慎重に手前まで引き寄せます。そして、ゆっくりと上流に誘導して顔を上げさせたところ、ジャンプされてフックアウト・・・濁っているだけに上手く食えておらず、口の脇にフックがかかっていたようでした。こういった濁りの時に活躍できるようなリュウキのカラーなのに、残念です。そして次も似たような、小さなプールの後方を選んで同じリュウキで攻めていきます。プールの上流にアップで投げ、小さくリフト＆フォールさせて手前でターンさせるとヒット！今度も首振りからして放流魚ですが、感触からしてがっちり掛かっているようです。しかし、下流の瀬に向かっていくのを阻止すると、高くジャンプ！その後3連続ジャンプをしてバレずに安心していると、5回目のジャンプでフックアウト・・・高いキャッチ率を誇るリュウキですが、どうもNEWロッドが硬すぎるようです。放流魚ながらもこれほどジャンプされるなら、もう少しリーダーを長くすればと思いました。その後、送り込みも多用しますが、流れがうねっていて真っすぐ攻められない場所ばかりです。最後は、7ｇスプーンにコツッとアタリが出ますが、目標の野生魚のヒットは得られずに終了しました。今回色々と判明したのは、もう晩秋の11度という水温で、下半身の防寒の強化が必要だった事。ひどい濁りが続いていますが、放流ニジマスは何とか留まってヒットしやすい事。長い増水につき、かなり浸食されて流れが強くなったランがあった事でした。NEWロッドに入魂できなくて残念でしたが、今回の台風の影響を水位で確認してみました。--左の10月23日は陸郷の観測水位で、最大の4.11は、夏の台風を50㎝上回ります。右の10月29日と30日の水位は殖産の弘前の水位で、平常より3ｍ近く増水しました。これらの２回の大増水により、回復後はどんな地形に変化しているでしょうか？既に砂が堆積しているポイントもあり、そこは暫くは浅くなりそうです。流れが集まる個所はむしろ掘れて、流れが強くなり冬は厳しい感じがします。好転しているポイントもあると思いますが、今回の高水位は長く続きそうです。-----------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

犀川釣行　増水をNEWロッドで・・・