今年の台風5号は、18日18時間と長寿3位になるほどのノロノロ台風で、太平洋側は長期に渡ってうねりがあり、なかなか石鯛釣りに行けませんでした。 お盆休みは休みとはいえ、道中渋滞で疲れてしまうので、毎年石鯛釣りを避けていましたが、悪天候明けと今後の予定が多忙ということもあり、12日…… more の天気、波の状況から、前日11日に「明日行こう！！！」ということになりました。 予報と反する波   当日の潮 満潮　：　8時05分 干潮　：　14時22分 水温　：　？℃ 中潮 仕掛け ：ハリス・ワイアート♯37とケプラー25号・がまかつ石鯛針 タルバ15号 餌 ：ガンガゼ・現地で採取した磯ガニ   今回は急ということもあり、いつも行く仲間のO氏は行けないということで、I氏と2人での釣行となりました。 11日の予報では、11日、12日、13日とも波は1.5mと穏やかな予報だったので、12日は外海も落ち着いているだろうと思っていました。 当日は、湾内の船着き場の波も穏やかだったので安心していましたが、外海に向かうにつれて、間隔が離れているとはいえ、多少のうねりがありました。 そしていつもと同様、１級ポイントに渡していただいたわけですが、時折大きな波が押し寄せる中での釣りになりました。 I氏は以前O氏が65センチを釣り上げたポイントに渡してもらい、私は今シーズン57.5センチを釣り上げたポイントに渡してもらいました。     最悪の潮   このポイントは下り潮で実績が高く、過去にアタリがあるときのほとんどが下り潮でした。 朝の第一投目はドキドキするものですが、この磯の目の前には２階建ての家ほどの大きなごろた石があるそうで、その周りがポイントになりますが、それ以外でも起伏に富んだポイントですので2本出しで攻めてみることにしました。   ここ最近は台風の影響で海が荒れており、撒き餌が効いていない状態ですので、最初にウニを軽く潰して投げてみると・・・上り潮です。 とりあえず1投目を竿先に投入してみると、ダラダラと右へ流れていくので、撒き餌が効くのを期待してウニを潮上方向に20個ほど撒きました。 沖の状況も知りたかったので、もう1本の竿を左方向に遠投してみると・・・40号のオモリが底に着くころには右方向になっており、見る見る糸が張って、竿が右に向くほど底潮も激流です。 離れたところでカゴ釣りをしていた人も、これでもか！というほど左に向けて投げているのに仕掛けが落ち着く頃にはウキが右いっぱいに流れているようでした。 このような潮でアタリがあったことはなく、とりあえず万事休す状態です(-_-; 8時頃、潮止まりのときには、かなりゆっくりの上り潮になってきたので、その後に期待したのですが、潮が止まっては上り潮、また止まっては上り潮で、たまに餌取りが軽くつつく程度で、本命の気配が全く感じられませんでした。 この状態が続き、潮が動き出したのは納竿30分程前で、下り潮に変わった！と思ったら、あっという間に激流です。 この状態が緩んだ頃がチャンスかと思い、最後の最後まで粘りましたが・・・ 流れが緩むことはなく納竿となりました。 正直あと１時間でいいからやりたかった・・・ I氏とも連絡を取り合っていましたが、本命らしきアタリは全くなく、途中「爆睡してたわ・・・」というほど諦めモードだったようです。 今思えば、私も寝不足だったので少し寝とけばよかったです(笑) しかし、以前ここの渡船屋さんで知り合ったS氏も、7月に見事な本イシを釣り上げたようで、船頭さんも「今年は良型の石鯛が多いから、潮が良かったら期待できる。」とおっしゃっており、これから秋磯に向けて期待が高まります。 最後になりましたが・・・結果はお察しの通りです(-_- close

台風5号明けの石鯛釣り