梅雨の蒸し暑い時期になりました。 今年は梅雨入りしたと思いきや、晴れ間が続いていましたが、やっと梅雨らしい天候になってきました。 そんな中、週末に貴重な釣り日和、家の方も予定なし！といったわけで、石鯛釣りに行くことになりました。 いつもなら、メンバー内で事前に釣りの予定するわけで…… more すが、今週末は天気が悪そうでしたので、仲間内で今週末、釣りに行こうなんて話にはなってはいませんでした。   天候の条件がいいときに行けるメンバー同士で   当日の潮 満潮　：　4時56分 干潮　：　11時45分 水温　：　21.6℃ 大潮 仕掛け ：ハリス・ワイアート♯37とケプラー25号・がまかつ石鯛針 タルバ16号 餌 ：ヤドカリ・サザエ・現地にあるカメノテ、カラス貝、磯ガニ   多くの釣り人がそうだと思いますが、石鯛釣りに行くメンバーでは、全員の予定が空いているときではなく、天候など条件が揃ったときに、行けるメンバーのみで行くスタイルをとっています。 7月は予定が詰まって石鯛釣りに行けない私としましては、多少荒れても6月中に行きたかったわけで・・・ 6月24日は貴重な曇天気で、波も落ち着きそうだったので、仲間2人に声をかけてみると、O氏は用事で行けないものの、I氏は行けるとのことで、急遽行くことになりました。 O氏は石鯛釣り以外にも、船釣りや釣り以外の趣味も多彩ですが、I氏は先々週の10日にも一人で石鯛釣りに行くほどの石鯛一筋の釣りキチです(笑) 10日のI氏の結果はといいますと・・・ やめておきます(汗)     不安定な天気の中、落ち着いた潮   今まで天気予報に裏切られることも多々あり、磯に渡って釣りを始めた瞬間に土砂降りに見舞われたこともありますし、釣りの途中にも関わらず、船頭さんが天気を心配して撤収したこともあります。 今回も曇りだったので少し不安もありました。 結局雨に降られることはありませんでしたが、風に悩まされた一日でした。 釣りを始めて1時間ほどは風もなく気温も高くなく、快適な時間を過ごせましたが、その後、南東の風が吹き出し、東の風に変わるころにはかなりの強風になり、この時期に長袖をきていたにも関わらず寒いほどになりました。 穂先や道糸は風で横に振られアタリもわからないほどでしたが、サザエは柔らかいところだけ削ぐように削られ、ヤドカリも柔らかいところだけ無くなっており、カワハギやフグなどといった餌取りが湧いているようでした。 しかし、餌取り特有の激しいアタリもなく、余程小さな餌取りのようです。 海の様子は沖の方に前線があったので、海は多少荒れているかと思いきや、大して荒れていませんでした。     全くアタリがない中、一本の電話   私とI氏は別々の磯に渡してもらいましたが、私が渡った磯はなかなか潮が動かず、ゆっくり下り潮になったと思ったら止まり、アタリがないどころか餌取りも鈍いように感じました。 このポイントは上り潮でアタリが出だすので、何とか上り潮にならないか待ち侘びていましたが、朝からダラダラとした下り潮が続いており、11時頃、I氏からLINEでカンダイの画像が送られ電話がありました。 話を聞くと、ヤドカリが無くなったと思い、仕掛けを回収しようと立ち上がった際、竿が一気に食い込んだのて合わを入れると、重みがあり締め込みもかなりのものだったので 「これはでかい！！！」 と思いながらワクワクしてやり取りしていたそうです。 しかし、重いのに途中の締め込みが大したことなく 「もしやカンダイ？・・・」 と思ったら図星だったようで、赤い魚体がダラーっと浮いてきたそうです。 サイズは60センチほどだったようですが、I氏はカンダイはいらないらしく、私もいらないならリリースすると言っていました。 私は、以前カンダイを食べたときの味気ないながらもモチモチした食感を思い出すと、再び食べたくなり頂くことにしました。 その後、12時半頃から40号のオモリも軽々流されるほど下り潮が激流のようになり、そのまま納竿となりました。     今回の反省   結局私はアタリも全くなしのボウズでしたが、I氏は他にも小さなキジハタも釣ったようで、それはリリースしたそうです。 I氏は早めに片付けをして、なんと有り難いことに、カンダイは頭と内蔵と鱗も落としてくれていました。 そのカンダイは翌日しゃぶしゃぶにして、ポン酢でいただきましたが、この時期でも全く臭みはなく、美味しくいただきました。 カンダイは身自体に特に旨味や甘味はなく、刺身にすると少し味気無さを感じますが、熱湯に浸けておくと鱈のような食感だったので、鍋や煮付け、ムニエルなどにしても最高だと思います。 今回の反省はと言いますと・・・ まめにタナを変えてみたり、現地の餌を使ってみたり、撒き餌も絶やさず撒き、やるだけのことはやった上での結果ですので、悔いはないです。 「石鯛は潮で釣れ」とも言いますし、今回は潮のせいにしておきましょう(笑) 釣れていれば帰りのテンションも高くなるのですが、今回は・・・只々疲れました。 これから夏磯になりイシガキが湧いてきますが、イシガキの中に潜む石鯛を何とかゲットしたいと思います。     close

梅雨真っ只中の石鯛釣り