約５か月ぶりの石鯛釣りに行ってきました。 寒グレシーズンはフカセ釣りも楽しいのですが、石鯛釣りシーズンに向けて貯金のために行きませんでした。渡船屋さんのホームページを見るたび、行きたくなる気持ちを抑え、この日のために仕掛け作りや家族サービスに励んでいました。   今…… more 回渡った磯とエサ   当日の潮 満潮　：　12時32分 干潮　：　7時12分 水温　：　20.2℃ 長潮 仕掛け ：ハリス・ワイアート♯37とケプラー25号・がまかつ石鯛針 タルバ15号 がまかつ貫石鯛15号 餌 ：ヤドカリ、サザエ   この日は3人での釣行でしたが、本年度初の石鯛釣りということで誰もが当然気合が入っており、行きの道中からテンションが高く時間が過ぎるのが早く感じ、あっという間に餌屋さんに到着しました(笑) 餌屋さんの話では、順調に水温が上がって安定しているということで、更に期待が高まります。 今回の餌はヤドカリとサザエで、撒き餌はあえて底物向きではないアミエビ10キロを撒くことにしました。 アミエビは臭いがきついので、上物の魚は近くに寄りますが、底に着く頃には潮の流れでとんでもない所に行ってしまっているでしょう。 しかし、臭いをたぐって少しでも近くに寄ってもらえれば・・・との思いで、定期的に撒くわけですが、アミエビを大量に撒いた後は、アタリの数も多くなるような気がします。 この日渡していただいた磯は、昨年の春に48センチを釣り上げた場所ですので、さらしができる場所に撒き餌を効かせたら、うまくポイントに流れていくのでは！？と、信じながら撒き続けることにしました。 仲間2人もバラバラの場所に渡らせてもらっていました。 3人とも1級ポイントですので、毎度のことながら期待が高まります。     仲間との連絡で探り合い・・・   仲間から電話が入ると「もしや釣れた報告か！？」とドキドキしますが、大抵の場合、「そっちどうやー？　こっちは餌取りばっかりやー」といった会話で終わります。 7時頃、I氏から電話がありましたが、餌取りに苦労しているようです。 そして8時半頃、動いていなかった潮が左に流れ始めたのですが、腹が減っていたので注文していた弁当を食べて、釣りに集中しようと半分くらい食べ終わった頃、仲間のO氏から電話がありました。 O氏　「釣れたぞ！！！軽く60センチはある！！！」 私　「またまたー嘘でしょ？(笑)」 O氏　「いや、マジ！！！(笑)」 確かに声を聞くと、息切れしており嘘ではなさそうでした。聞くとサザエに食ってきたそうで、ちょうど潮が左に流れだしてから間もない時間だったようです。 O氏が釣り上げた石鯛65センチ　4.97キロ 私もちゃっちゃと弁当を食べ、竿に集中していましたが、2度アタリらしきものがあったものの、食い込むまではいかず、餌取りの激しい猛攻に苦労している間に、潮が動かなくなってしまいました・・・ しかしそんな中、何かが掛かったようで、竿が中途半端に舞い込んだ状態になり、一応アワセを入れてみると、引きはないのに何か付いていそうな軽い重みがあり、抜き上げると30センチほどの良型のガシラが掛かっていました。 このサイズですと刺身も美味しいですが、やはりカサゴといえば煮付けが最高ですね。       強引に合わせて掛けた57.5センチ   水温が高く安定しているので、餌取りも活性が高いようで、サザエの赤い所だけを残してきれいさっぱり無くなる状態が続きましたが、10時半頃、再び潮が左に流れだし、本命のアタリらしきものも出てきました。 しかしなかなか走ってくれず、餌をヤドカリに変更してみると、じれったいアタリがあるものの走らない・・・ 竿を押さえている状態で、居食いしているようだったので、再び竿を押さえたときに強引にアワセを入れると、重くもないが軽くもない・・・ またガシラかイラか？と思った瞬間、突然強烈な締め込みに、びっくりしました。 重くて強烈な締め込み！こいつはなかなかの大物だとやりとりしていると、隣でやっていた上物師も「えらい大物ですな！」とこっちに注目しているようでした。 うっすら白っぽい魚影が見えたと思ったら最後の締め込み！この瞬間がたまりませんなー(笑) 魚を浮かせると50～60センチはありそうです。 今回、かなり柔らかいダイコー石鯛竿靭「SHINARI」を使っていたので、引き抜くことができるか心配でしたが、竿を振り上げると以外と軽々引き抜くことができました。 ざっと指で計ると60センチ弱で、丸々太ってなかなかの重みがあり、57.5センチ、3.81キロありました。 その後納竿まで粘りましたが、2度ほど怪しいアタリがあったものの、終盤潮が右に流れだし、餌取りは多いものの、本命のアタリがなくなってしまいました。     今回の反省   今回は何度かアタリがあったものの、食い込むまではいかず、ここでアワセたらすっぽ抜けるかもしれないところで、強引にアワセを入れて、運良く針掛かりすることができました。 あそこでアワセを入れていなければ、針掛かりせず、違和感を感じてヤドカリを離してしまっていたかもしれないし、アワセを入れることによってすっぽ抜けてしまっていたかもしれません。 しかし結果として、針掛かりすることができたことは正解だったと思います。 今回反省することは・・・特にないですね(^^)d ちなみにI氏は、終始餌取りに悩まされていたようで、1度もアタリがなかったそうです。 帰って師匠に報告し、翌日捌くのが大変でしたが、近所の人にもお裾分けして、美味しくいただきました(^^) 私が釣り上げた石鯛も立派だと思いますが、O氏が釣り上げた石鯛と比べると1キロ以上違うので小さく見えますね(^-^;   close

平成１７年度初の石鯛釣り