今年は安定したコンディションだった犀川漁協エリアの解禁日・・・そんな状況の中で判明した意外な事実・・・成功と失敗などいろいろありましたが、今回も分かった事をまとめてみました。■釣り人は少なめか？ここ3年は土日の解禁が2回あったので、その時と比べると釣り人が3割ほど少なかった印象が…… more あります。更にコロナや寒さの影響で遠征を見送ったという人もいるでしょう。魚のストック量も年々増えているとは聞きませんので、支流や渓流に方向転換した人もいるのではないでしょうか。希望場所の確保が厳しかったという声は、ほとんど聞きませんでした。解禁当日の1番人気のラン流れに入っているのは3名で、混雑という光景ではありませんでした。■全体的なヒットの状況これは自分の印象になりますが、この5年くらいの中ではSNSN投稿数がかなり少ない方だと思います。3年前は、午前中だけで続々と投稿されていました。それでも、自分の友人、知人などは例年よりもよく釣れていました。最初の希望場所が成功したかどうか？で明暗が分かれ、次の場所からはヒット率が下がる印象を受けました。朝一番でヒットしたというオスのブラウン■年々スキルアップしたのか？自分がいくつかのランに行って見たところ、フライでキャッチしている光景を5回ほど目撃しました。7年前はキャッチをほとんど見かけませんでしたが、年々冬の犀川を攻略するフライマンが増え、キャッチ率が上がっている印象です。ルアーにおいても、先行者の後は厳しいと思うほど、ルアーに反応するトラウトを逃していない傾向が出てきているようです。5年前までは先行で10人が叩いても、その後で普通に釣れていましたが、ここ数年は甘い考えは通用しなくなっているのかも知れません。他の場所に入っていた仲間が、4連発でヒットさせたブラウン普段は厳しい殖産で鍛えられているので、1本も逃さない凄腕です。■地形の変化は？昨年8月に氾濫ぎりぎりの増水となったことで、変わり果てたポイントが多かったです。今はそれが毎年のこととなりましたが、それに加えてこの寒さで山の水が凍ってしまって水量が少ない状況でした。ほぼ壊滅したポイントがある一方で、復活したポイントもありました。水量が戻れば、かなりよいポイントになると思えた個所がいくつもあるので、地形の変化は例年よりも悪い印象はありませんでした。■トラウトのストック量は？解禁日以降に決して多くは釣れていないので、ストックが多いという印象はありません。しかし、明らかに釣り人では探れない掘れたポイントがあったり、テトラにぶつかる流れが多かったことから、変化があれば出てくると思います。トラウトの居心地の良さそうな個所はたくさんあったので、今後のトラウトの移動に期待したいです。■当日の自分の戦略は？言い訳になってしまうかも知れませんが、工事の濁りが出ていた時に下見をしたので、水深を間違えてしまいました。底が見えなくて深いと思っていたポイントが、かなりの浅瀬でした。しかしながら、次のポイントでリカバリーできなかったのは、釣りが上手い人が多い割に、自分が下手だったのだと思いました。下見で良いと思ったポイントは仲間がほとんど釣れていなかったようで、自分も全く反応を出せずに終わりました。工事の濁りは、下見の時に限定してたまたま発生したようです。■今後の漁協エリアの展望は？水量が平常に戻ったら探りたいと思うポイントは、たくさんありました。ですので、増水でリセットした後に探りに行こうと思っています。今年はアルプスの雪が多いので、それが雨で一気に解けるのか？それとも徐々に溶けて濁りが出ないまま増水するのか？その変化にすごく注目したいところです。でも、殖産の有望ポイントが気になって、そっちを優先するかも知れません。とにかく、移動したトラウトを狙う事が成功のカギを握ると考えています。昨年の3月に増水した犀川漁協エリア濁りがひどいと釣れませんが、変化があったほうがその後のチャンスに期待できます。今年も新シーズンがスタートした犀川・・・成功、失敗などいろいろありましたが、これから冬が終わって春がやってきます。--------------------------------------------------------------ブログランキングに参加しています。多くのアングラーに役立つ犀川情報を目指しています。応援していただける方は、クリックをお願いします。　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　↓ close

解禁釣行でわかった事　2022年編