風が超～気持ちいい～ ♪ ご覧の通りどこまで沖に出ても海はず～っとベタ凪状態で、船自体も高速で 走っているのもあって揺れも少なく船酔いなんて全くしません。 ここまで風があったら気温が32℃でも体感温度はもっ…… more と低くて快適に 過ごせるかも！？そんな期待は戦場入りと共に即行裏切られてしまいました 、、、曇り空でも早朝から熱され続けている磯は岩盤浴の如く熱気を発して ジリジリ暑い上にもの凄い湿度によって汗が噴き出てきます。 来る道中、風が気持ちいい～ ♪ なんて思えたのは言うまでもなく移動中の 船上に居たからであって船から降りてみると無風状態でございました。(泣) 予想通り午後15時に磯上がり。 初っ端から気合いを入れてキビキビ動いていくと一気に体力を消費しそ～な 暑さなので、一休さんのよ～に慌てない、慌てない、、、一休み、一休み、、、 スタンスでゆっくりセッティングに取り掛かってゆきましょう。 「沖の島」 タックルの準備が終わり陣地に蚊取り線香包囲陣を設営＆手元にもキンチョール など様々な蚊対策アイテムをセットし終えてもまだ明るい、、、 あはは、そりゃ当然の事なんですけど、早く日が暮れて少しでも涼しくなって くれないかなぁ～？と言いつつ相方のSurFreyjaの“マダイ師匠”と しばらく雑談しながら汗が引くまで休憩タイム。 1時間近くおしゃべりしてたでしょうか？汗も引いてほんの少し涼しく感じられる よ～になってきた午後17時半、様子見がてらに1本だけ投げみよ～と仕掛けを 投入。ウツボや他、エサ盗りの外道が居ればすぐさま反応してくるはずなのに 30分以上放置してても静まり返ったまま、、、そんなわけでとりあえず全部 投げておこうとなり攻撃開始でございます。 パシッ！？ 突然、スピードは速いものの軽め？に竿がシーソーしたと思えば、 57cm ハマフエフキでした。 FISH DINNER的観点から見るとこれくらいまでのサイズが最も美味しい のでお土産用にキープ、、、がしかし、あくまで型物狙いで来てるつもり なのと、この戦場はいい日に当たると数が出る所でもある為、2匹目以降は キープするにしてもハードルを設けていこ～と。 マダイ師匠と話し合った結果、開幕戦でもあった前回は50cm以下の個体は リリースと決めてたのに対し、今回は更にハードルを10cm上げて60cm 満たない個体はリリースしようと決定。 60cm無いとキープ対象にならないとなれば、もしアタリの少ない日でサイズ も微妙なのばかりだったらお持ち帰りはさっきの1匹のみになるかも！？ あはは、ちょこっと賭けの要素を含んだ戦いにはなりますが、正直お裾分け先は 十分あったにせよハマフエフキの場合、大量にキープしてしまうと持ち運ぶのが 超～大変なのでハードル60cm設定でいいのかもしれません。 それが予想に反して夕マズメからアタリのラッシュ！？ どこへ投げてもアタリは出るものの、ある一方向は群れの寄り場になっていた のか？仕掛けを投入すると5分もしないうちに必ず竿が吹っ飛びます。 シュッ、ガシャ～ン！ ジャリ～ン！ シュッと風を切るよ～な音はマダイ師匠の竿でわたくしめの方は尻手ロープに 鈴を付けてあるので、竿が吹っ飛ぶと共に甲高い鈴の音が鳴り響きます。 63、65、63cm ハマフエフキの順で登場。 続いてちょこっと小ぶりな個体だったのかな？一瞬竿尻が浮き上がるもスッと 戻ってきてスカというこの作戦ではよくあるパターンも数回起きたりして 暗くなる前から強烈なアタリを堪能します ♪ でも、強烈と感じるのは最初の1～2匹までで連発しだすと次第に慣れてきて やりとり開始したらすぐある程度サイズを予想＆あ～～～、こやつはタモは 要りませんわ～！となってぶり抜く、、、 結局、この夕マズメラッシュにタモが登場したのはマダイ師匠が撃沈された 74cmの個体の一度きり、、、 まだお腹に卵 or 白子を持った産卵前の個体が大半ではあるけど、中には すでに落とした後の個体も混じってるよ～でマダイ師匠の魚も長寸は あってもガリガリや～と嘆いておられました。やはり食材確保という面で 考えると体力もそれなりに回復した秋口にかけての後半戦の方が良さそう。 ガチャ～～～ン！！！ まもなく暗くなるタイミングで激しく竿が吹っ飛び、これは大きめちゃう？ な～んて期待したのも束の間、2回程ハンドルが巻けなくなるよ～な強烈な 締め込みを見せるも、その後はおとなしくなってすんなり御用、、、 水面に浮いてきた姿を見て、マダイ師匠がタモ入れようか？とおっしゃって くれましたが、要りませ～んとぶり抜き。(笑) 67cm ハマフエフキ撃沈。 今までのよりは若干大きめではあったけど、それでも70cmには届きません。 そんな中、日は暮れて暗くなりラッシュもここで一旦終了、、、と思いきや、 今度はウツボのアタリが頻発しだして閉口させられます。 ウツボも相当食い気が立ってる個体だらけだったのか？いつもなら長時間かけて 竿先を揺らしながらエサを食い散らかすも、針掛かりする時もあればしない時も 結構あったりと放置しとけば勝手に居なくなるパターンもあるのに今夜はほぼ 百発百中で水揚げされてきます、、、 それも赤みの掛かった焦げ茶色のトラウツボの方ばかり！まっ、どっちにしろ わたくしめら2人にとってウツボはお持ち帰り対象ではないので即ポイにはなる けど、まぁ～見事なまでに極太な個体の連発で心身共に疲れ果ててきますわ。 ようやくウツボのアタリも落ち着いて船上に静けさが訪れたのは午後21時過ぎ の事、、、ここで夕食を取りながらまもなく動き出す潮に合わせてスタンバイ。 ジャリ～～～ン！ 予想してた時刻より1時間以上も遅れて午後23時15分頃、闇を切り裂く 痛々しい鈴の音が鳴り響きます。 一定の時間が開いてから急に竿が吹っ飛ぶと一瞬ドキッとさせられるも、 リーリング開始するや否な感覚を取り戻して、あ～～～こやつもタモは 要りませんわ～、、、そして次第に無言になって淡々と魚を抜いていく2人。 同時多発テロの如く一度に複数の竿が吹っ飛ぶケースまで出てきて竿数を 減らしながら対応しますが、それでも次々とアタリが出るんです！？ バシュッ！ ガシャ～～～ン！ 最大サイズは65cmまでだけど、どれもこれも全て60cmオーバーの 丸々肥えた個体ばかり、、、 最初に決めたガイドラインに沿って撃沈魚を締めて血抜きまでしたらクーラー に収めておりましたが、、、いくら特大な65L仕様とはいえすでに中の食料や エサなどを出さないと入らないまでの満タン近い状態に！ ついにここで70cm以上じゃないと全部リリースしよ～となり、撃沈しては リリースを繰り返してゆくもエサを投入するとまたすぐアタってくるので 休む暇すら無くて嫌になってきました、、、ハマフエフキ作戦もサッパリな 日はほんとアタリすら無いのである意味超～幸せな夜と言えばそ～なるん ですけど、さすがにジメ～～～っと蒸し暑い中で休憩もできずに延々と魚の 対応に追われているとこ～なってしまいます。(泣) 最終的にわたくしめは10匹確保した段階でクーラーが完全に満タンとなり、 全ての竿を上げてしばし仮眠タイムに、、、マダイ師匠もその後しばらく キャッチ＆リリースを繰り返されてましたが、もう止めや～と午前1時には 仮眠されてましたっ。 午前4時前に鳴ったアラームで目が覚めるとすでにマダイ師匠は起床されて 攻撃を再開中 → 状況を伺ってみると未だ変わらず投げたら60cm以上 70cm未満のハマフエフキばかりでそれ以外は一切掛からん！と、、、一応、 片付ける前に1投しておこ～とわたくしめも仕掛けを投入するもすぐに 62cmがアタってきてため息＆リリース → これにて今夜は見切りを付けて 片付けモードに入るのでした。 前回が型物揃い、今回は数釣りといった感じでしょうか？ 【使用タックル＆仕掛け】 ■ 竿： シマノ・'05スピンパワー425XXX ■ リール： シマノ・ブルズアイXT 遠投 9120 ■ 道糸： ダイワ・アストロン石鯛 24号 ■ 仕掛け： 捨てオモリ仕掛け ■ ハリス： モーリス・VARIVAS 大物ハリス 40号 ■ 針： がまかつ・タマンスペシャル 24号 ■ エサ： ヒイカ 「これはお裾分けやな」 と思った貴方！これ押してちょ → close

67cm ハマフエフキ頭に数釣り！？ 高知県・宿毛市 / 沖の島