わしのタコ釣り歴は長い。物事を語るのに、「昔はなぁ・・・」というのはジジィみたいで嫌いなのだが、昔のタコ釣りといえば、テンヤに鶏の手羽をくくり付け、底をゴリゴリと引きずればぐぅ～んと重くなる。ぬぅ～っと上がってくればタコで、動かなければ根がかり美味い明石ダコが喰いたいからやるだけ…… more で、テクニックも面白みもクソもない釣りである。竿など何でもよく、強けりゃホウキの柄でも釣れる。そんなタコ釣りが、エギやスッテの出現で大きく変わった。底に漂わせたエギをシェイクして躍らせて、タコが乗ればぐぅ～んと重みを感じる。リールを巻きながらロッドティップを下げて、思い切り合わせを入れると、竿が弓なりこれは面白い。ゲーム性も高く、これにルアーマンも喰い付いた。ワインドがタチウオ釣りを変えたようにイカメタルがイカ釣りを変えたように、一気にその人気が高まった。タックルは、ホウキの柄ジギングタックルでもいいが、タコの触りをより楽しむには専用ロッドがあった方がいい。各メーカーから専用ロッドが出されているが、それなりに軽くて強くて感度がよければ特段高価なものは必要ない。わしが今使っているのは、アルファタックルのフネタツ明石タコ18010,000円前後の廉価盤だが、腕のいいわしにはこれで充分リールも巻けりゃあ何でもいいと、シマノのゲンプウ（旧モデル）を使用中しかしこのリール、一応パワーギアなのだがハンドルが短小で非力なのが欠点そんな中、暇に任せたネットショップを徘徊中に専用リールを衝動買いしてしまった。テイルウォークのエランワイドパワーオクトパスＳＰⅡゲンプウに比べれば少々デカいが、それは力強さと信頼の証こちらはゲンプウXT200PGついでに何かいいロッドも無いかと探してみると、適当なものが見つかった。プロマリンのライトレーダーメタルタコエギ180MHこの価格でメタルトップを備えているのは優秀振った感じ、ティップがやや硬い以外は、軽さもバランスも問題ない。今シーズンは、この２本体制で挑むことになる。いよいよシーズン開幕後はコロナさんが、大人しくしてくれれば出撃である。おしまい・・・「がきさん、偉くなったんでしょ？」と、出来のいいわしの後輩が訪ねてきた。「これ、昇進祝いです」と手渡されたのはキハダキャスティングのスーパーウェポンそれは、35年生きてきた中で、もっとも嬉しい出来事である(≧∇≦)　　　↓にほんブログ村tailwalk テイルウォーク エラン ワイドパワー オクトパスSP2 64BR 右巻 (ELAN WIDE POWER OCTOPUS SP2) 国産PEライン3号200m付き価格：16720円（税込、送料無料) (2021/5/16時点)楽天で購入 close

タコ釣りの準備